(1)狂犬病

(1)狂犬病

狂犬病とは
狂犬病は人をはじめ、すべての哺乳類及び鳥類に感染します。現在のところ治療法もなく、一度発病してしまうと、必ず死亡してしまう恐ろしい病気です。

 

感染経路と症状
この病気は、主として狂犬病に罹患した犬に咬まれた時に、唾液中に含まれる狂犬病ウイルスにより感染します。犬の初期症状としては、挙動異常となり、暗いところに隠れたり、活発さがなくなるのが特徴です。その後、数日以内に狂暴化し、最後には全身麻痺を起こして死に至ります。

 

狂犬病予防法とは
狂犬病予防法はその名のとおり狂犬病のまん延を防ぐことを目的に、犬の飼い主にいくつかの義務を課しています。

・犬を取得した日(生後90日以内の犬を取得した場合は、生後90日を経過した日)から30日以内に、その犬の所在地を管轄する市町村に登録の申請をし、鑑札の交付を受けること
・犬の所在地の移動があった場合、届け出ること
・毎年1回、4月から6月までに狂犬病予防注射を受け、注射済票の交付を受けること
・鑑札や注射済票を犬に付けること

 
犬を飼い始めたら、必ず市へ登録をし、年1回狂犬病予防注射を受けさせましょう。

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