(1)トイレトレーニングについて
室内でワンちゃんを飼う家庭では最も重要なしつけになります。トイレのしつけは子犬の時が大事です。
子犬が家に来たその日から始めましょう。
ワンちゃんによってトイレトレーニングをマスターする期間は様々ですが、自分のワンちゃんは、なかなか覚えられないと諦めず、段階を踏んで根気よく教えていきましょう。
☆まず大事なことは、トイレをするタイミングを見逃さないことです。
1)起きた後
2)ご飯を食べた後
3)遊んで興奮した後
この様な後は特にワンちゃんをよく観察をしましょう。
地面の匂いを嗅ぐ・くるくる回る・そわそわするなどの行動が見られたら、すぐにトイレに誘導し連れて行きましょう。
1.愛犬の生活スペース(部屋・ハウス・ゲージ)全体にペットシースを敷きます。
上記のような行動がみられたときに、すぐにペットシーツの上にワンちゃんを誘導します。
2.トイレシーツの上でワンちゃんがトイレをするまでそばで待ちます。
上手に出来たらほめてあげます。もしもトイレシーツ以外でトイレをしてしまった場合は決してワンちゃんを叱らないで下さい。
失敗を叱ってしまうとトイレをしたことを怒られたと勘違いしてしまい、人の目を盗んでトイレをしてしまうようになります。
またワンちゃんがトイレをしているときに声かけをしてあげると、その言葉を合図にしてトイレができるようになります。
掛け声は、『シーシー』『トイレトイレ』『ワンツワンツ』などがあります。
3.トイレから出し自由にしてあげましょう。
注意しないといけないこと
*トイレをするのを待つ間にワンちゃんをじっと見つめすぎると、飼い主さに気が向いてしまいます。視線を合わさずに待ちましょう。
*トイレをするのを待っている間は、ワンちゃんと遊ばないでください。トイレに入ると遊んでもらえると勘違いをし、トイレの認識がつきません。
*ほめるタイミングはトイレをしている最中。またトイレをした直後におやつをあげるのも効果的です。
*子犬のトイレのサイクルは1~2時間です。個体差もありますが、愛犬のトイレのサイクルを記録し失敗が少なくなるように教えましょう。
トイレの設置場所
*部屋の隅など、ワンちゃんが落ち着いてトイレができる場所に。
*トイレの場所はころころと変えないように。