(4)甘噛みへの対処方法

(4)甘噛みへの対処方法

甘噛みというのは、好奇心旺盛な生後1年以内の子犬が興味のあるものにじゃれ噛みしてしまうことです。
また、乳歯から永久歯に変わるに生え変わり時期にむずかゆいので、手当たり次第噛んでしまいます。この様なケースはほとんどの犬は成犬になると自然とやめるものでそれほど問題ではありません。
子犬に甘噛みの強さを教えるのは、その子犬の親兄弟です。
しかし早い時期に子犬を親兄弟と離してしまうと大事な子犬の社会化ができていない可能性があります。
親兄弟と遊ぶことにより噛む力加減を学習していきます。

 
子犬のときの甘噛みは、かわいいから、痛くないからといってほっておくとそのまま噛み犬になってしまうことがあります。

 

まず、子犬が甘噛みをする時の様子を観察してください。

 

単に遊びの途中でつい噛んでしまうというような「じゃれ噛み」なのか?また、好奇心から噛んでしまうものなのか?

それなら、噛んでいいものと噛んではいけない物を教えてあげましょう。

 

噛んだ時に冷静に叱り、放したらかわりに噛んでもいいもの(ガム、おもちゃなど)で、おもいっきり褒めて遊んであげましょう。
根気強く何度も繰り返すことにより甘噛がなくなっていきます。

 
手に甘噛してくる子犬は私たちが子犬に甘噛みの強さを教えてあげないといけません。
子犬に甘噛みの強さを教えてあげないでいると、噛む強さがだんだん増していき人間の手は噛んでもいいものだと覚えてしまいます。

 
甘噛をした時子犬を厳しく叱る必要はありません。

 
子犬が遊んでいる最中にじゃれて甘噛みしてきたら、びっくりさせるような声のかけ方で、『あ!!』『いけない』『痛い』と大きな声を出し自分の手の動きをとめ、それまでしていたことを中断し、無視をします。甘噛をやめたら、また遊んであげましょう。

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